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英語で仕事をしたい人へ

今日は英語で仕事をしたい人へのアドバイス。
といっても筆者もニューヨークウォール街をベースにまだ数年であるが。
英語で仕事をするというのは非常にハードルが高い。
アメリカ人の友達とコミュニケーションが取れるといったレベルでは不十分だ。
アメリカに語学留学に3ヶ月とか1年行って英語を学んできましたといったレベルでは、
ビジネスは出来ない。
より具体的に英語で仕事をするということを説明しよう。

まずは、リーディングだ。
筆者はウォールストリートに勤めているが、毎朝5時に起床する。
マンハッタンの高級アパートメントでは、ウォールストリートジャーナルが部屋の前まで届く。
ウォールストリートジャーナルは、金融マンの必須アイテムだ。日本でいうところの日経新聞だ。
これを読まずして会社でミーティングには出れない。恥をかく。
ウォールストリートジャーナルはニューヨークタイムズよりもやや内容が難しいが、
日本人であっても大方読みこなせることが要求される。
TOEICで言うと、900点は超える語彙力、読解力が必要だ。

次にリスニングだ。
ウォールストリートジャーナルを読むほかに、筆者は毎朝ブルームバーグテレビとCNBCを見ている。
というより聞いている。企業決算、重要なニュース、プレマーケットの情報などを得るためだ。
ウォールストリートジャーナルだけでは、前日夜中時点のニュースしか反映されていない。
ブルームバーグテレビとCNBCはタイムリーな情報を提供してくれる。
新聞を読みながら概要を理解するリスニング力が必要になる。
TOEICのリスニングなど意味が無い。満点を取れたところで、ブルームバーグテレビとCNBCを
聞き取るのは非常に難しいだろう。

更に、ライティングだ。
毎朝、300通以上のメールが筆者のPCには届いている。セルサイド(証券会社)からのメール、情報ベンダーからのメールなどだ。それらを流し読みするわけだが、中にはクライアント、ボス、同僚からのメールも混ざっている。即座に内容を速読し、返事をしなければならない。クライアント、関係者に対しては、それなりに丁寧な英語で返事をしなければならない。TOEICではライティングセクションはないが、TOEFLテストで言えば満点が必要だろう。

最後にスピーキングだ。
毎朝のミーティングではアメリカ人たちに混ざってウォールストリートジャーナルやらブルームバーグテレビで仕入れた情報と自分の考えを共有する。もちろん、日本人にネイティブクラスのスピーキング力を要求するのはタフだ。というか不可能だ。ただ、自分の意見を伝えないと、チーム内での信頼関係は生まれない。TOEFLのスピーキングという概念を超えているだろう。

これらが英語で仕事をするということだ。
語学留学やらTOEICやらで英語を勉強した気になってはいけない。想像以上にタフだ。日本語でも上記をこなせるのはごく一部の人間のはずだ。
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