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FRB、ECBともに金融政策を据え置き

昨日FOMCは金融政策を据え置き。

本日ECBもノーアクション、ノーコミットメント。

マーケットはドラギの先日の発言で期待が高まっていたせいで、今回のECBの発表はディッサポイント。

ただ、どちらの中央銀行も来月の会合でそれぞれ追加緩和やスペインイタリア債購入をする可能性があるので、マーケットの下落は限定的。

FEDは今回はQE3を見送ったもの、近い将来追加緩和を実施する意向が強まっていることを示唆。

2014年終盤まで超低金利政策を続けるとの政策金利指針の変更もなし。

しかし、必要となれば行動を起こすとの意図がより明確に示しており、6月の声明文における「今後については適切に追加措置を実施する用意がある」に対し、今回声明文では「経済・財政に関する今後の情報を注意深く監視し、必要と思われる追加緩和を実施するつもりである」に変更。

「用意がある(is prepared)」はより積極的な「するつもりである(will)」へ、「行動(action)」はより具体的な「緩和(accommodation)」へと変更。

明日の雇用統計などのマクロデータをみて、あるいはヨーロッパの危機が一段と悪化した場合には追加緩和が実施されると考えていい。

また、ECBは市場の予想を裏切り、具体的なアクションは見送られた。

ただ、スペインなどの国債利回り上昇は「受け入れられない」としており、南欧国債の買い入れを再開する方針を固めているよう。

時期や規模については「適切なものにする」という曖昧なもの。

政策金利は年0.75%で据え置き。

「数週間以内に非伝統的な金融政策の追加の枠組みを準備する」とし、一段の金融緩和を進める考えを表明。

LTRO3発動はおそらく時間の問題。

追加利下げにも含み。

総括すると、FRB、ECBともに今回は政策変更を見送ったものの、9月以降におそらく何らかの対策を発表するだろう。

ただ、欧州については、依然としてドイツ連銀がECBによる国債買入れに反対しているし、今は見えない障害が出てくるだろう。

緩和策が出る出ない関係なく、ユーロはおそらく90円割れの水準まで売られるだろう。

ユーロはリセッション通貨、ファンディング通貨、崩壊の可能性を孕んだ通貨となっている。
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