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転職は給料が下がるから辞めておきなさい。

今の会社はもうたくさんだ、転職しよう。これはサラリーマンをやってれば、同僚やら同期から何度も耳にした言葉だだろう。

筆者は転職経験があるが、はっきりいって転職はお勧めしない。理由は単純だ。給料が下がる場合が大半だからだ。

転職というのは、自分の市場価値が上がってから考えるべきことだということだ。例えば、プロ野球選手がいい例だ。彼らの大半は入団直後は2軍からプロ野球人生が始まる。ピッチャーであれば2軍で活躍して初めて1軍に昇格するわけだ。1軍でもレギュラーにならないと他球団からは目もくれないだろう。ましてやメジャーなどもってのほかだ。イチロー、松井、松坂はメジャーに渡ったわけだが、彼らはそれぞれの球団で間違いなく最も重要な選手だったはずだ。

会社でも同様だ。会社で重要人物にならないと、他社はあなたを欲しがらないのだ。2軍選手をわざわざ獲得する球団は皆無だろう。もちろん何かのポテンシャルなりコネクションがあれば別だ。親が上場企業の役員とかね。そうでもなれけば、あなたは市場価値を上げるしかないわけだ。例えば、資格を取るのはどうだろうか。弁護士や会計士などの資格を持っていれば、あなたを欲しい企業はたくさんあるわけだ。給料というのは、市場が決める部分もあるので、たくさんの企業が欲しい人材であれば、あなたの年収は跳ね上がる。

一方で、2軍選手が転職市場に放り込まれたらどうだろうか。2軍選手を欲しい企業はあるだろうか。もちろんあるだろう。それは労働集約的な事業を行っている企業だ。労働集約的というのは頭数が必要ということだ。飲食店、アパレルなどの小売業がその際たる例だ。店員がいないと成り立たない企業では、2軍選手でも欲しがるだろう。頭数がないと事業が成り立たないからだ。ただ、労働集約的な企業の年収は著しく低い。なぜなら、労働集約的だからだ。手と足があれば、誰でもいいわけだ。それこそ、飲食店がいい例だ。アルバイトと正社員が同じ仕事をしているのだ。

転職というのは非常に危険である。あなたがあなたの市場価値を分かっていないからだ。1軍でレギュラーで活躍していれば、あなたから転職活動をしなくても、自然と声がかかるのだ。他社からすれば、1軍でレギュラーのあなたを引き抜くことに価値があるのだ。とりあえず1軍に上がることから考えるべきだ。2軍から見る会社と、1軍から見る会社は違って見えるだろう。
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